【疹】 10画 疒(5) 準1級
[音] | シン |
[訓] | はしか |
《意味》
皮膚にできる小さな吹き出物。特に、はしか。
【汗疹】あせも
ひどく汗をかいたあとにできる、小さな湿疹。子供に多い。
「汗疣」とも書く。
【湿疹】しっしん
皮膚の表面におこる炎症。かゆみをともない、水疱・膿などを生じる。くさ。ただれ。
【蕁麻疹】じんましん
強いかゆみを伴って、急に皮膚が赤く発疹する病気。
発疹は数分から数時間で消え、跡を残さない。漆や化学薬品、魚肉・牛乳・卵などの食物、物理的刺激などによるものが多い。
Wikipedia「蕁麻疹」
【麻疹】はしか
1~6歳の幼児が多くかかる感染症の一つ。
麻疹ウイルスが病原体。高熱のあと赤い発疹を生ずる。
一度かかれば終生免疫となる。
Wikipedia「麻疹」
「ましん」とも読む。
「痲疹」とも書く。
【発疹】はっしん
皮膚に小さな吹き出物のできること。また、その吹き出物。
「ほっしん」とも読む。
【風疹】ふうしん
風疹ウイルスウイルスによってかかる発疹性の急性皮膚感染症。
麻疹に似ているが軽く、ふつう3~4日で治る。子どもに多い。三日ばしか。
Wikipedia「風疹」
【疱疹】ほうしん
粟粒ぐらいの水疱が密集してできる皮膚病。ヘルペス。
《字源》
声符は「(しん)」。
卜文にみえる「」は、人の腋の下に小点を加える字形とみられる発疹の象で、それは「疹」の初文と考えられる。
:「」の金文。